2008年10月29日、ミニアルバム1集 「WITH ALL MY HEART AND SOUL」の7曲目。
フィソン 1st Mini Album – With All My Heart And Soul
ごく個人的な感想
フィショセトリ曲の訳を再開します。
さて奈落。きました、暗い曲・オブ・ザ・暗い曲
奈落とは地獄のことです。
原曲は、ハングルの나락 に、(奈落) という漢字もタイトルについています。
君の心臓が休む日に続く、なんだか宗教観のある歌詞です。
でも、地獄といっても本当に死んで行く地獄に行くのではなく、精神的な地獄、それすなわち失恋。それが生き地獄。
この方のほんとうにもう怨念のような(元カノへの?)愛をこれでもか、これでもかと歌っています。。
メロディーだけ聴いても、そんなに暗い曲調でもないやわらかさだし、
歌詞もそれほど群を抜いて暗い失恋でもない気がします。
ただ、ふぃそんが歌うと、、ほんとうに絶望的というか、鬱、まさに鬱々で救いようのない感じがビリビリ皮膚に感じます。
歌詞の内容は失恋のありきたりな心情であっても、重苦しさを表現するために難しい漢詩のような表現を使っている気がします。
「恩恵」や「諦念」等の言葉は日本語では固い文章で使われますが、韓国語でもそうなのでしょうかね?
私はそんな後に引く失恋をしたことがないんで(たぶん・・・思い出してみて・・うーんたぶんないな、、)そういう気持ちになったことないんですが、疑似体験できるというんでしょうか、聴いてるとまるで自分が体験してるような気がします。そんな演技者のような歌唱技術を持っている歌手だと思います。感情コントローラーです。
口笛がそのときどきのコンディションによるのも聴きどころ。
動画とか
2008年、ミニ活動の頃のラジオライブ
聴く者をすべて鬱にする破壊力?このころは本当に大変だった時期みたいだし
2011年4月1日、カスムシリン活動のころ
こちらは少し明るく希望のある感じがする。
2011年10月7日 もうすぐ入隊の頃
このライブのとき、髪型もセクシーさも最高でした。。
今歌う奈落はどんな感じなのかな!聴けるかな。
今後も小ライブなんかで何度も聴いていきたいです。。