
昨日は、6集を聴いて過ごしましたが、やっぱり定番のヘビロテは新しいアルバムです。
最近ファンになった方に「フィソンの昔の曲が買えない」「iTunesにない」というお嘆きの声を頂いています。
また「フィソン?昔はよかったねー、With Meとか」と、まるで『お金を稼がなきゃ』の歌詞のようなお声も耳にします。
ですがですが!フィソンは今が旬!なんですのよ奥様!
ふぃ落ちした方におかれましてはもちろんお手持ちと思いますが(ていうか複数持ってますよね。。)、
フィソンに興味を持たれた方、Youtubeであきたらなくなったらぜひ、最新とその一個前のミニアルバム、『THE BEST MAN』と『TRANSFORMATION』をセットで聴いていただきたいです。
本日はこの2枚のご紹介をいたします。
ミニアルバム『THE BEST MAN』
フィソンは2013年夏に軍隊を除隊し、その後満を持してリリースしたアルバムです。
2014年5月12日リリース、全7曲。
- Best Man
- 노래가 좋아 (歌が好き)
- Night And Day
- 네 옆에 누워 (君の横によこたわって)
- 너라는 명작 (君という名作) (2014 Remastered Ver.)
- 모르고 싶다 (知りたくない)
- 돈 벌어야 돼 (お金を稼がなきゃ)
君という名作以外は全て未発表の新作。
全曲フィソンの作詞。
悲恋の歌で有名なフィソンですが、このアルバムでは6曲目の『知りたくない』だけが悲しい曲でした。
タイトル曲は『Night And Day』、ヒットメーカー、キム・ドフンさまの作曲です。
テレビにも出て積極的に活動していました。
が、フィソンはのちに、「本当は Best Manをタイトル曲にしたかった」と語っています。アルバムタイトルがその表れなのでしょう。
軍隊を除隊し、新たに活動スタートをきり、新しく生まれ変わったような爽快な作品集です。
また、最後の『お金を稼がなきゃ』について、韓国のオンニが言っていました。
「韓国では今まで、このような歌詞を書く人はいなかった、フィソンが初めてなんです」と。
日本だと、フォークソングでこういうのありそうですけどね。韓国ではこういった直接的な歌詞はとても珍しいんだそうです。フィソンの率直な性格がでていますよね。
このアルバムで私が一番好きな曲は『歌が好き』です、次に『お金を稼がなきゃ』。
この2曲は対になっていると思っています。好きだから歌い続ける、お金のために歌う、その両方ともがフィソンの本心だと思い、共感してしまうからです。
ミニアルバム『TRANSFORMATION』
2011年から所属していたYMCエンタテイメントを2015年いっぱいで離れてから、残ってた契約でリリースされたというアルバム。
2016年6月14日リリース。全7曲。
- Marry Me (feat. 상추 of 마이티마우스)
- 제껴 (ジェッキョ)(feat. LE of EXID)
- 노래 좀 꺼줘요 (歌ちょっと止めてください)
- 얼마짜리 사랑(いくらの愛) (Duet. 범키, feat. 제시 of 럭키제이)
- 친구로 남아줄게 (友達のままでいるよ)(Duet. 긱스)
- 아무일 없었다는 듯 (何事もなかったかのように)(Duet. 알리)
- Kiss (Duet. 에일리)
1~3までが未発表新作で、それ以外はWS DUET シリーズとしてデジタルシングルで出されていたものでした。
『歌ちょっと止めてください』だけがフィソン一人で歌っている曲。後は他の方がフィーチャリングしたり、デュエットです。
そして、『何事もなかったかのように』と『KISS』はフィソンの作詞ですが、他は全て別の方の作品です。
ジェッキョはミュージックビデオでリリースされるも、テレビでの活動はせず、チャートは滑り落ちるように圏外にいってしまいました。今までにない姿のフィソンが味わえるMVで私は本当に好きなんですけど。。。涙
既発表曲が多いとはいえ、こうしてアルバムでまとまると、かなり完成度の高い作品となっていると思います。フィソンの多様な姿を、他のミュージシャンの方との化学変化で楽しむことができます。どれ一つ似たような曲がないです。
フィソンの醍醐味は多様性と変化だと私は考えます。
同じところにとどまること、同じような曲に安住することが嫌だとフィソンは常々言っています。たとえそれが一般ウケしなくても、実験をやめることがありません。もちろん売れたほうがいいにきまっていますが、リスクをとってもあえての冒険をするところ、そこが好きなんです。
このアルバムで私が一番好きなのを決めるのは本当に難しい、『ジェッキョ』も好きですが、『いくらの愛』もおしゃれで好き、そして『歌ちょっと止めて』は心臓をつかまれたように惹きつけられます。
※iTunesで購入される場合はお気をつけください、『何事もなかったかのように』だけ、権利の関係で同梱されていません。今まだ在庫があるCDなので音盤購入をおすすめします。
2枚のミニアルバムを一つにまとめるの、おすすめ
フィソンの歌詞だけで仕上げた『THE BEST MAN』に対して、他の方とかかわって仕上げられた『TRANSFORMATION』。
一対多
昼と夜
静と動
喜びと哀しみ
様々な対比を楽しむことができます。
6集はフィソン自身がプロデュースして本当に大変な作業だったようですが、この2枚のアルバムは、ある程度は他の人に任せて、歌うに集中する、歌手フィソンに撤することによってさらに表現の幅を広げたんじゃないかなと思います。
複数の人がかかわるレコーディングは、周囲の人たちと幸せに過ごしたいという曲BEST MANの歌詞のように、フィソンが忙しいながらもウキウキと曲を録音していった姿が目に浮かぶようじゃないですか。
私はこの2枚を、iTnesに吸いとり(iTunes Musicでも買ってるけど、CDを最高音質で取り直してます(笑))、1枚のCDに焼いて車で聴いています^^
自分で楽しむ分にはCDに焼いてもオッケーですよ、言わんでも知っとるわ。
するとどうでしょう、この完成度!!極上のフルアルバムの出来上がりですわよ。
ぜひぜひ、曲順で聴いてみて!全く飽きません。
曲順、チョイス、カスニムの意図に思いをはせながら、(そんな意図ないわい。と言われたら悲しいですが(笑))24時間妄想にふけることが可能です。
アルバムジャケでみる、2つの対比
このアルバムがセットであることは、アルバムジャケを比較してみれば明らかです。
白と赤を基調とした『THE BEST MAN』
黒と青を基調とした『TRANSFORMATION』
心臓の鼓動のようなラインが赤く光るいっぽう
クールな青色のメタリック文字が光ります
裏側は、小さく全身が写っているフィソンと、大きくアップになっているフィソン。
ジャケット自体は全く同じ作り、中を開けると、台紙となっているのは全く同じ色の『赤』です。フィソンが好きな色。
『THE BEST MAN』のブックレットの写真はモノクロ に近い色調。一ページめくると裏表紙は赤です。
フィソンの姿は「取締役」と韓国ファンの間で言われるほど、韓国ドラマ御曹司のような、フォーマルというかビジネスマン風の姿。(私は「室長」だと思う(笑))
『TRANSFORMATION』のブックレットは対照的に華やか、カラフル。また裏表紙は赤、ここは統一されてるんです。芯(ベース)は一つということでしょうか。
このフィソンがとにかくチャライ、パーリーピーポーです(笑)
ブックレットの中身すべてはお見せしませんので、ぜひ手に取ってお確かめください。。
フィソンは6集『Vocolate』のとき、インタビューで「僕は自分の顔をジャケットには出したくない」と言っていましたが、この2枚では全面にバンバンに出しています。
フィソンが自分の外見に自信がでてきた表れなんでしょうね、いや、単に外見だけじゃなく、自分自身に自信がでたから、自分の姿を受け入れられるようになったのかもしれません。
今まで、みんながフィソンを認めていたのに、自分だけが自分を認められなかったんじゃないかなと思います(生意気言ってすみませんカスニム)
でも本当に本当に素敵になったと思います。以前も素敵でしたが、、年取るほど素敵になるってどういうこと、、
絶対、顔出ししたほうがいいですよね~~ほんと。。これからもたくさんお願いしたいです。。
ね、ね、このジャケを見るだけでも、この2枚を必ずセットで持っていなければいけない理由をお分かりいただけたと思います。(わかるかな~?!)
単にデザイナーさんが同じってだけだったりして。。。
ふぅ、今日も冷めやらぬ愛を語ってしまった。。
関係ないけどさっき家族とテレビみてたら、誰もいない二階で物音がして
「もしかして○○君(フィソンの名前を間違えて覚えてるけどぐぐられたくないので伏字)を2階に監禁してるんじゃないの?」って言われました(笑)
んなわけ、あったら。。最近表に姿現さないと思ったら?ってあるかー
それではまた。。
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